プレスリリース
「マンションレビュー」のデータで見る「東京23区のマンション相場変遷10年」城東エリアでの町名ランキングを発表!
「不動産×WEB×ビッグデータ」の領域で、さまざまな不動産テックサービスを展開する株式会社ワンノブアカインド(本社:東京都港区、代表取締役社長:川島 直也、以下当社)は、当社が運営するマンション情報サイト「マンションレビュー」の保有データを元に、「東京23区」の各町名における最新の中古マンション相場(坪単価)および10年での相場の変遷を調査いたしました。
本調査は、2021年5~6月に当社が発表した「都心6区(千代田・中央・港・新宿・文京・渋谷)のマンション相場変遷10年」の続編として公開するもので、第3弾となる今回は、都内でも人気の高い「湾岸エリア」を含む「城東」(台東・墨田・江東・葛飾・江戸川)をピックアップ。東京オリンピック・パラリンピック競技大会の競技会場や関連施設でも注目を集めたエリアの、マンション坪単価および騰落率ランキングを発表いたします。
【城東エリア サマリー】
■マンション坪単価ランキング(2021)
- 1位は「台東区池之端」の402万9,500円。ランキング対象の全106町名のうち、唯一、70㎡換算価格が8,000万円を超えた。
- 注目度の高い湾岸エリアでは、2位に「江東区豊洲」、3位に「江東区有明」がランクイン。
- 各区での坪単価トップの町名は以下のとおり。
台東区 池之端(402万9,500円/70㎡換算価格8,532万5,100円)
墨田区 太平(323万8,100円/同6,856万6,500円)
江東区 豊洲(360万200円/同7,627万1,400円)
葛飾区 亀有(199万4,200円/同4,222万6,600円)
江戸川区 南小岩(226万7,600円/同4,801万5,500円) - 前年より価格が上昇した町名は94ヶ所。
9割弱の町名で、コロナ禍でも価格上昇した2020年より、さらに坪単価が上昇している。 - 前年より価格が下落した町名は12ヶ所。
■10年騰落率ランキング(2011-2021)
2011年と2021年のマンション坪単価より騰落率を算出。
- 1位は「台東区三筋」の+59.46%。
- 10位までに江東区の湾岸エリア「有明」「豊洲」「辰巳」「東雲」の4ヶ所がランクイン。
- ランキング対象の全112町名のうち、騰落率がマイナスとなったのは3ヶ所。
- 騰落率が+20%以上となった町名は70ヶ所。
※2021年7月29日現在の自社データより算出。
※「マンション坪単価ランキング(2021)」は、2021年1月からの販売履歴件数が20件以上ある町名を対象に集計。
※「10年騰落率ランキング(2011-2021)」は、2011~2021年の販売履歴件数が300件以上あり、かつ各年度での販売履歴件数が2件以上ある町名を対象に集計。
※本リリースのデータをご利用の際は、引用元として【マンションレビュー調べ】とご明記ください。
※下記URLの「データ集」に、本プレスリリースに掲載したデータ・グラフをまとめておりますので、ご参照ください。
https://www.mansion-review.jp/pressrelease/detail/date20210820/data.pdf
城東エリア マンション坪単価ランキング(2021)
2021年1月からの販売履歴が20件以上ある106町名を対象に集計。
- 1位は「台東区池之端」の402万9,500円。ランキング対象の全106町名のうち、唯一、70㎡換算価格が8,000万円を超えた。
- 注目度の高い湾岸エリアでは、2位に「江東区豊洲」、3位に「江東区有明」がランクイン。
- 各区での坪単価トップの町名は以下のとおり。
台東区 池之端(402万9,500円/70㎡換算価格8,532万5,100円)
墨田区 太平(323万8,100円/同6,856万6,500円)
江東区 豊洲(360万200円/同7,627万1,400円)
葛飾区 亀有(199万4,200円/同4,222万6,600円)
江戸川区 南小岩(226万7,600円/同4,801万5,500円) - 前年より価格が上昇した町名は94ヶ所。
9割弱の町名で、コロナ禍でも価格上昇した2020年より、さらに坪単価が上昇している。 - 前年より価格が下落した町名は12ヶ所。
城東エリア10年騰落率ランキング(2011-2021)
2011~2021年の販売履歴件数が300件以上あり、かつ各年度での販売履歴件数が2件以上ある112町名を対象に、2011年と2021年のマンション坪単価より騰落率を算出。
- 1位は「台東区三筋」の+59.46%。
- 10位までに江東区の湾岸エリア「有明」「豊洲」「辰巳」「東雲」の4ヶ所がランクイン。
- ランキング対象の全112町名のうち、騰落率がマイナスとなったのは3ヶ所。
- 騰落率が+20%以上となった町名は70ヶ所
各区での町名別マンション坪単価2011-2021変遷
※各年度の坪単価および販売履歴件数は、別資料のデータ集に記載
https://www.mansion-review.jp/pressrelease/detail/date20210820/data.pdf
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2011~2021年の販売履歴件数が300件以上あり、かつ各年度での販売履歴件数が2件以上ある112町名を対象にグラフ化。
- 10年間の相場の変遷では、前回発表の「都心6区のマンション相場変遷10年」同様、2013年以降、第2次安倍政権下での金融緩和政策(アベノミクス)による株価上昇に相関した不動産価格の上昇傾向が強く出ていた。
- 集計対象の112町名のうち、約63%に当たる70町名で2013年の坪単価が底値であった。
- 集計対象の112町名のうち、約77%に当たる86町名で2021年の坪単価が最高値となり、コロナ禍でも価格上昇の傾向は強いといえる。
- 多くの町名で底値であった2013年の坪単価と2021年の坪単価の比較では、「台東区雷門」「江東区平野」で騰落率が+80%を超えた。
- 「葛飾区小菅」+100.52%(2013年と2021年の販売履歴件数の合計:33件)
- 「葛飾区新宿」+94.93%(同:104件
<参考>
2013年の坪単価と2021年の坪単価を比較した騰落率では、販売履歴件数の不足により本調査の集計対象外となった町名で、坪単価が2倍近く上昇したところがあった。
<各区における坪単価変遷グラフ>