プレスリリース
「マンションレビュー」2022年4月全国市区町村 中古マンション価格/騰落率ランキング100を発表―引き続き「東京都港区」が価格トップ、騰落率トップは「千葉県千葉市稲毛区」に―
「不動産×WEB×ビッグデータ」の領域で、さまざまな不動産テックサービスを展開する株式会社ワンノブアカインド(本社:東京都港区、代表取締役社長:川島 直也、以下当社)は、当社が運営するマンション情報サイト「マンションレビュー」の保有データを元に、2022年4月の全国市区町村における中古マンションの相場を調査。坪単価をベースに70㎡での価格に換算した「中古マンション価格」*1および1年前と比較した価格の上昇率を表す「騰落率」のランキング100、首都圏など主要エリアにおける中古マンション価格の相場推移について発表いたします。
【2022年4月サマリー】
■全国市区町村 中古マンション価格ランキング100
- 全国1位は「東京都港区」の9,861万2,000円。次いで「東京都千代田区」、「東京都渋谷区」。
順位変動はないが、「東京都千代田区」は3ヶ月連続で価格が下落。 - 上位は東京都の市区が占めたが、16位に「武蔵小杉」のある「神奈川県川崎市中原区」がランクイン。
- 100位以内の市区で、前年(2021年4月)と比較して価格が上昇したのは94区。
また、3ヶ月前(2022年1月)と比較して価格が上昇したのは65市区。
■全国市区町村 中古マンション価格騰落率ランキング100
前年(2021年4月)と比較した騰落率からランキングを作成。
- 全国1位は「千葉県千葉市稲毛区」の+33.62%。前年と比較し、70㎡換算の推定価格は約490万円上昇した。
次いで「埼玉県川越市」「兵庫県明石市」で、上位11位までは騰落率が+25%を超えた。 - 前年の推定価格との差額がもっとも大きかったのは「埼玉県さいたま市浦和区」で、前年と比較し、約1,034万円上昇した。
- 100位以内の市区の割合は「東京都」23%、「神奈川県」22%、「埼玉県」9%。
■東京都内各エリア 中古マンション相場推移(2021年4月~2022年4月)
- 東京都内各エリアでの2022年4月の推定価格は以下の通り。
都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷) 8,562万8,800円(前月比プラス44万8,500円)
城東(台東・墨田・江東・葛飾・江戸川) 5,266万6,000円(同マイナス25万6,700円)
城西(中野・杉並・練馬) 5,130万5,100円(同プラス47万8,800円)
城南(品川・目黒・大田・世田谷) 6,281万2,100円(同プラス170万8,700円)
城北(文京・豊島・北・荒川・板橋・足立) 5,073万5,400円(同マイナス12万5,700円)
東京23区外 3,318万4,700円(同マイナス103万1,500円)
■全国エリア別 中古マンション価格ランキング
- 各エリアでの2022年4月の推定価格が1位の市区町村は以下の通り。
北海道 北海道札幌市中央区 2,026万6,600円
東北 宮城県仙台市若林区 2,351万7,000円
北関東・甲信 茨城県つくば市 2,748万3,000円
南関東(東京圏) 東京都港区 9,861万2,000円
北陸 新潟県新潟市中央区 1,590万300円
東海 愛知県名古屋市中区 3,205万2,600円
近畿 京都府京都市中京区 4,543万9,400円
中国 広島県広島市中区 2,660万6,400円
四国 高知県高知市 1,963万7,700円
九州・沖縄 沖縄県那覇市 3,124万1,600円
*1 当社が保有する中古マンションの販売履歴データを元に「坪単価」を算出し、70㎡での価格に換算した推定価格。
※2022年5月2日現在の自社データより算出
■全国市区町村 中古マンション価格ランキング 100(2022年4月)
当社が保有する中古マンションの販売履歴データを元に「坪単価」を算出し、70㎡での価格に換算した「推定価格」によるランキング。
2022年4月の対象件数(当月に販売履歴のある物件数)が30件以上ある全国217市区から、トップ100を掲載。
- 全国1位は「東京都港区」の9,861万2,000円。前月に続き1億円台を割った。次いで「東京都千代田区」、「東京都渋谷区」で、順位変動はないが「東京都千代田区」は3ヶ月連続で価格が下落。
- 上位は東京都の市区が占めたが、16位に「武蔵小杉」のある「神奈川県川崎市中原区」がランクイン。
- 推定価格が100位以内の市区で、首都圏以外のエリアのトップは以下の通り。
(北海道/東北/北関東・甲信/北陸/四国は100位までにランクインなし)
東海 愛知県名古屋市中区(63位) 3,205万2,600円
近畿 京都府京都市中京区(24位) 4,543万9,400円
中国 広島県広島市中区(89位) 2,660万6,400円
九州・沖縄 沖縄県那覇市(68位) 3,124万1,600円 - 推定価格が100位以内の市区で、前年(2021年4月)と比較して価格が上昇したのは94市区。また、3ヶ月前(2022年1月)と比較して価格が上昇したのは65市区。
- 推定価格が100位以内の市区で、前年(2021年4月)と比較した上昇率がもっとも高かったのは「大阪府堺市北区」(86位)。推定価格は約622万円上昇し、上昇率は+29.99%。
■全国市区町村 中古マンション価格騰落率ランキング100(2022年4月)
2022年4月と前年(2021年4月)の坪単価を比較して算出した「騰落率」のランキング。2022年4月と2021年4月の対象件数(当月に販売履歴のある物件数)がそれぞれ30件以上ある183市区町村が対象。
価格は、坪単価をベースに70㎡での価格に換算した推定価格。
- 全国1位は「千葉県千葉市稲毛区」の+33.62%。前年と比較し、70㎡換算の推定価格が約490万円上昇した。
次いで「埼玉県川越市」「兵庫県明石市」で、上位11位までは騰落率が+25%を超えた。 - 前年の推定価格との差額がもっとも大きかったのは「埼玉県さいたま市浦和区」。前年と比較し、約1,034万円上昇した。
- 騰落率が100位以内の市区の割合は「東京都」23%、「神奈川県」22%、「埼玉県」9%。
- 騰落率が100位以内の市区で、各エリアのトップは以下の通り。
(北関東・甲信/北陸は100位までにランクインなし)
北海道 北海道札幌市南区(11位) +25.02%
東北 宮城県仙台市若林区(12位) +24.55%
南関東(東京圏) 千葉県千葉市稲毛区(1位) +33.62%
東海 愛知県名古屋市西区(27位) +18.46%
近畿 兵庫県明石市(3位) +29.40%
中国 広島県広島市中区(34位) +16.78%
四国 香川県高松市(33位) +17.02%
九州・沖縄 福岡県福岡市西区(6位) +27.04%
■主要エリア 中古マンション相場推移(2021年4月~2022年4月)
※首都圏のみを抜粋。「大阪市・名古屋市・福岡市」についてはデータ集に掲載。
- 首都圏の主要エリアでの2022年4月の70㎡換算推定価格は、10エリア中5エリアで上昇し、5エリアで下落。
- 首都圏でもっとも価格が高かったエリアは「都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)」で、推定価格は8,562万8,800円。
次いで「城南(品川・目黒・大田・世田谷)」「城東(台東・墨田・江東・葛飾・江戸川)」「城西(中野・杉並・練馬)」「城北(文京・豊島・北・荒川・板橋・足立)」と、東京23区エリアが続いた。 - 東京以外で推定価格がもっとも高かったのは「川崎市(全7区)」。
- 「埼玉主要エリア(さいたま市全10区・川口市)」は、5ヶ月連続で価格上昇中。
- 前年(2021年4月)の価格と比較した騰落率は、全エリアでプラス。騰落率トップは「埼玉主要エリア」で+19.26%。
次いで「川崎市」+13.59%、「東京23区外」+13.03%。
■全国エリア別 中古マンション価格ランキング(2022年4月)
当社が保有する中古マンションの販売履歴データを元に「坪単価」を算出し、70㎡での価格に換算した「推定価格」によるランキング。2022年4月の対象件数(当月に販売履歴のある物件数)が15件以上ある市区町村が対象。
各エリア5位まで。ただし、「北陸」「四国」は対象件数が15件未満の市区町村が多いため3位まで掲載。
南関東(東京圏)のみ、都県ごとに5位まで掲載。
- 北海道は「札幌市」、東北は「宮城県仙台市」、東海は「愛知県名古屋市」が上位を占めた。札幌市、仙台市、名古屋市以外でのトップは以下の通り。
北海道 北海道小樽市(エリア8位)
東北 福島県郡山市(エリア6位)
東海 愛知県刈谷市(エリア9位)
本リリースは調査内容の一部を抜粋したものとなります。その他のデータにつきましては、以下URLのデータ集に掲載しております。
https://www.mansion-review.jp/pressrelease/detail/date20220526/data.pdf
※「主要25市区における中古マンション相場推移」は、データ集にて引き続き掲載しております。
※本リリースのデータをご利用いただく際は、引用元として【マンションレビュー調べ】とご明記ください。