プレスリリース

「不動産×WEB×ビッグデータ」の領域で、さまざまな不動産テックサービスを展開する株式会社ワンノブアカインド(本社：東京都港区、代表取締役社長：川島 直也、以下当社)は、当社が運営するマンション情報サイト「マンションレビュー」の保有データを元に、2022年6月の全国市区町村における中古マンションの相場を調査。坪単価をベースに70㎡での価格に換算した「中古マンション価格」*1 および1年前と比較した価格の上昇率を表す「騰落率」のランキング100、首都圏など主要エリアにおける中古マンション価格の相場推移について発表いたします。

【2022年6月サマリー】

■全国市区町村 中古マンション価格ランキング100

• 全国1位は「東京都港区」の9,824万7,800円。次いで「東京都千代田区」、「東京都渋谷区」。
  渋谷区は、本プレスリリースの発表開始(2021年3月)以来初めて、推定価格が9,000万円を突破。
• 上位は東京都の市区が占めたが、18位に「武蔵小杉」のある「神奈川県川崎市中原区」がランクイン。
• 首都圏以外でもっとも高かったのは、27位「大阪府大阪市北区」の4,409万4,800円。
• 100位以内の市区で、前年(2021年6月)と比較して価格が上昇したのは85市区。
  また、3ヶ月前(2022年3月)と比較して価格が上昇したのは53市区。

■全国市区町村 中古マンション価格騰落率ランキング100

前年(2021年6月)と比較した騰落率からランキングを作成。

• 全国1位は前月に続き「神奈川県茅ヶ崎市」で+32.26%。前年と比較し、70㎡換算の推定価格は約811万円上昇。
  次いで「埼玉県さいたま市大宮区」「千葉県柏市」で、上位5位までは騰落率が+25%を超えた。
• 前年の推定価格との差額がもっとも大きかったのは2位「埼玉県さいたま市大宮区」。前年と比較し、約950万円上昇した。
• 5位「神奈川県相模原市中央区」は10ヶ月連続で価格上昇中。
• 100位以内の市区の割合は「神奈川県」21%、「東京都」18%、「埼玉県」13%。

■首都圏主要エリア 中古マンション相場推移(2021年6月～2022年6月)

• 首都圏主要エリアでの2022年6月の推定価格は以下の通り。 都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷) 8,473万4,800円(前月比マイナス17万2,200円)
  城東(台東・墨田・江東・葛飾・江戸川) 5,238万900円(同マイナス17万6,000円)
  城西(中野・杉並・練馬) 5,016万9,400円(同プラス44万8,200円)
  城南(品川・目黒・大田・世田谷) 6,157万500円(同マイナス45万7,300円)
  城北(文京・豊島・北・荒川・板橋・足立) 5,054万2,100円(同マイナス116万1,000円)
  都下(東京23区外) 3,357万3,200円(同マイナス2万9,000円)
  埼玉主要エリア(さいたま市全10区・川口市) 3,391万9,900円(同マイナス50万600円)
  千葉主要エリア(市川市・船橋市・浦安市) 2,948万2,100円(同マイナス77万7,800円)
  横浜市(全18区) 3,441万6,800円(同プラス27万円)
  川崎市(全7区) 3,922万4,000円(同マイナス102万3,600円)

*1 当社が保有する中古マンションの販売履歴データを元に「坪単価」を算出し、70㎡での価格に換算した推定価格。

※2022年7月2日現在の自社データより算出

※推定価格ランキングは2022年6月の対象件数(当月に販売履歴のある物件数)が30件以上ある全国221市区町村、騰落率ランキングは2022年6月と2021年6月の対象件数がそれぞれ30件以上ある全国185市区町村が対象。

■全国市区町村 中古マンション価格ランキング100(2022年6月)

※51位以下はデータ集に掲載

・推定価格が100位以内の市区で、首都圏以外のエリアのトップは以下の通り。 (北海道／東北／北関東・甲信／北陸／四国は100位までにランクインなし) 東海　愛知県名古屋市中区(75位)　2,892万7,200円 近畿　大阪府大阪市北区(27位)　4,409万4,800円　※前月は京都府京都市中京区 中国　広島県広島市中区(88位)　2,703万2,000円　※前月は広島県広島市南区 九州・沖縄　沖縄県那覇市(69位)　3,073万7,600円

■全国市区町村 中古マンション価格騰落率ランキング100(2022年6月)

※51位以下はデータ集に掲載

■主要エリア 中古マンション相場推移(2021年6月～2022年6月)

※首都圏のみを抜粋。「大阪市・名古屋市・福岡市」についてはデータ集に掲載

・首都圏主要エリアでの2022年6月の70㎡換算推定価格は、10エリア中8エリアで前月と比較して下落。前月と比較して上昇したのは「城西(中野・杉並・練馬)」「横浜市(全18区)」の2エリア。
・首都圏でもっとも価格が高かったエリアは「都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)」で、推定価格は8,473万4,800円。
・前年(2021年6月)の価格と比較した騰落率は、全エリアでプラス。騰落率トップは「埼玉主要エリア」で+15.66%。次いで「都下(東京23区外)」+12.29%、「横浜市(全18区)」+9.57%。

※「全国エリア別 中古価格マンションランキング」および「主要25市区における中古マンション相場推移」は、データ集にて引き続き掲載しております。
※本リリースは調査内容の一部を抜粋したものとなります。その他のデータにつきましては、以下URLのデータ集に掲載しております。
https://www.mansion-review.jp/pressrelease/detail/date20220725/data.pdf
※本リリースのデータをご利用いただく際は、引用元として【マンションレビュー 調べ】とご明記ください。